大橋家の先祖は豊臣氏に仕えた武士でありました。1615年大阪落城の後は、京都五条大橋のほとりに隠れ住んだようで、この縁故から後に大橋を称するようになったと言われています。 江戸時代の初め(元和〜寛永)に備中 中島村(現倉敷市中島)に移り住み、その後の宝永2年(1705)にこの倉敷に住むようになり、新田や塩田開発などで大きな財を成していきました。 現存する建物は1796(寛政8)年に建てられた建物で「国指定の重要文化財」となっています。
 倉敷の代表的な町家のひとつに数えられ、通常の町屋では許されない街道に面した長屋門を設け、倉敷窓・倉敷格子などを備えた往時の商家の姿を現在に残す重厚な造りが特徴です。

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